今回は豊島園にある「ワーナー ブラザース スタジオツアー東京 – メイキング・オブ・ハリー・ポッター」に遊び出かけた際に、ふと、AIチャットくんの「画像読み取りAI」を使ってスタジオツアーの解説ができないかと思い、試してみたのでレポートします。
事前準備:AIチャットくんから「画像読み取りAI」を取り込む
画像分析の機能を呼び出す為には、AIチャットくんを開き、メニュー内の「AIの変更」ボタンから画像読み取りAIを選択しておく必要がある。
ただし、プレミアムプランに登録しないと「画像読み取りAI」の機能は利用できないが、現在は無料トライアルキャンペーンで3日間無料で使えるのでそれに登録した。
リッチメニューから「AIの変更」を選択
機能一覧から「画像読み取りAI」を選択
撮影したスタジオセットの画像を読み込んでみる
事前準備もできたので、スタジオツアーのエントランスで入館手続きを済ませて、スタジオ内を進んでいくと、映画ハリーポッターシリーズで登場する魔法魔術学校ホグワーツ内の「移動する階段」の展示があった為、まずは手始めにAIチャットくんが分析できるか試してみた。
それでは早速、スマホで撮影したホグワーツ内の「移動する階段」の写真を取って、AIチャットくんに添付してみた。
添付した「移動する階段」の画像
AIチャットくんの解析結果
すごい!!「ハリー・ポッター」シリーズに登場する「移動する階段」のスタジオセットを再現したものであるとズバリ解析できた!
画像に関連する制作秘話や豆知識を聞いてみる
AIチャットくんから「この画像を読み取って何をしてほしいですか?」と聞かれたので、撮影したホグワーツ魔法魔術学校の制作秘話について聞いてみた。
AIチャットくんの解析結果
このセットは主にロンドン近郊のスタジオで建てられたことや、ホグワーツという名前は、J.K.ローリングが子ども時代を過ごした村、グレート・ミッシェルトンの近くに位置している実在の村「ホグウォートン」がヒントになっていることなど、さまざまな面白い情報を教えてくれた!
撮影した画像を添付するだけで、解説や豆知識を教えてくれるなんて有能すぎる・・
他の画像でも同じように画像分析できるか試してみる
続けて、有名な「9と4分の3番線」の画像も同じように試してみた。
添付した「9と4分の3番線」の画像
AIチャットくんの解析結果
先ほどと同じようにAIチャットくんに制作秘話を聞いてみると、面白い雑学をいくつか教えてくれた。
AIチャットくんからの制作秘話に関する出力
ハリポタのファンでないとわからないような画像でも解析できるか試してみる
次はスタジオ内を進むと映画で登場する魔法省のスタジオセットにあったモニュメントを撮影した。
映画ファンであればわかるモニュメントだが、何度か映画を見たことがない人はどこで登場したかわからないような少し難易度の高い画像なので、さすがにAIでは解析は難しいかなと思いつつも、画像を添付して分析を開始。
添付した「モニュメント」の画像
AIチャットくんの解析結果
すごい!魔法省のセットであることや、映画のどのシリーズに登場し、その中でこのモニュメントがストーリーの中で何を表現しているかということまで解説してれた!
さらには、モニュメントには「MAGIC IS MIGHT」と彫られているが、その日本語訳まで添えて教えてくれているので、とても参考になった。
画像内に写っている情報が少ないと解析ができないこともあるみたい
その他にも同じスタジオセット内にある別の画像を読み込んでみたところ、情報が少ない画像だった為か、ハリーポッターのセットであることは認識できなかった。
分析できなかった添付画像
AIチャットくんの解析結果
また、ハリーポッターの撮影スタジオで使用したセットであることを補足したが、誤った情報が出力された為、AI分析する画像は被写体だけでなく、できるだけ周辺の情報なども映り込むように撮影することがコツだ。
補足情報を入力した再度試したが分析失敗
ファンでないと知らないような画像も見事に解析
その後もさまざまな画像を読み込んで、AIチャットくんに解説してもらいながらスタジオ見学をした。
驚いたのは、ハリーポッターを1度や2度見ただけではわからないようなセットも見事に解析でき、そのセットがどのようなシーンで、どのような役割をもって登場したかも解説してくれたので、まるでツアーガイドと一緒に見学しているように楽しむことができた。
分析した添付画像
AIチャットくんの解析結果
分析した添付画像
AIチャットくんの解析結果
分析した添付画像
AIチャットくんの解析結果
分析した添付画像
AIチャットくんの解析結果
最後に「画像読み取りAI」を使ってみての感想
筆者は美術館でも解説ポップなどを見ながら展示物を鑑賞することが多いが、人気の美術展では解説ポップ前には同じように読んでいる人が多く、順番待ちなども大変だが、展示物を撮影してAIチャットくんに添付するだけで、手軽に解説してくれるのは非常に便利だった。
また、さらに詳しく解説が聞きたい場合や制作秘話などを知りたい場合はAIチャットくんに質問すれば詳しく答えてくれるので、まるで自分専用のガイドと一緒に見学したような満足感があった。
今回の美術展以外にも、旅行の際の観光地巡りでも十分に活躍できそうなので、例えば、国内旅行では、寺院やお城巡りなど見て楽しむだけでなく、AIチャットくんを用いて日本史を学びながら、当時の情景に想いを馳せながら旅行してみるのも試してみたい。
ぜひ同じように美術館巡りや旅行で自分専用のガイドが欲しい場合はAIチャットくんを試してみてください。格段に体験がリッチになるのでおすすめす。ただし、撮影禁止場所では利用しないなどルールを守ってお試しください。






