「ねえ、薔薇って漢字で書ける?」。これはかつて流れていたCMのフレーズで、思わず「懐かしい」と言葉を発した人もいるのではないでしょうか。確かに漢字って難しいものありますよね。さて、GP Chatには勉強サポートAI「あお」が搭載されていますが、「あおは難読漢字をどう解説するのか…」。夏休みの宿題に、資格勉強などの参考にと、早速たずねてみました。

日常的に使うことが推奨されている漢字として「常用漢字」だけでも2136字が存在しています。そしてそれ一文字で意味をなすものもあれば、組み合わせや送りがなで意味が出るなど、漢字の世界はとても奥深いもの。日々を過ごしていて「あれっ、これなんて読むんだっけ」となることもあります。そんな深い世界を「あお」はどう斬ってくれるのでしょうか。
今回のデモで設定したのは以下のルール
- 日常で手書きをすることは減少していることから、タイピングされた文字を使用
- 取り上げる漢字のレベルは、漢字能力をはかる資格検定において「高校卒業・大学・一般程度」といわれるもの以上
- 漢字を記載された画像を読み込ませることで検証
どんな回答が返ってワクワクしながら、最初に聞いたのは?

「さかのぼる」という言葉には、「およぶ」や「振り返る」といった意味があるのでしょうか?
【あおの答え】
解説 「遡」訓読みは「さかのぼ(る)」、音読みは「ソ」。「及」訓読みは「あきら(か)」「およ(ぶ)」など、音読みは「キュウ」。「遡及(そきゅう)」の意味 過去にさかのぼって効力や影響を及ぼすこと。たとえば、「法律の遡及適用」といえば、過去にさかのぼってその法律を適用することを指します。
やはり「さかのぼる」に関連する言葉でした。法律の適用を指すことから、日常ではなかなか使うことはなさそうですね。
【覚え方のポイント】
遡はさかのぼるという意味でよく使われます。及はおよぶという意味。音読みでそきゅうと覚えましょう。
と、覚え方のポイントも解説してくれました。続いては…。

「廟」は孔子廟に代表されるように、主に先祖や偉人をまつるための建物や施設を指します。また「議」は議論や議題のように正しいことについて言葉を交わすという意があります。
【あおの答え】
画像の漢字「廟議」の読みは「びょうぎ」です。 解説 「廟」の音読みは「ビョウ」、訓読みは「たまや」など。「議」の音読みは「ギ」、訓読みはほとんど使いません。「廟議」とは、天皇や皇室に関係する重要な会議や評議のことを指します。歴史や国語の文章で見かけることがあります。
【覚え方のポイント】
難読漢字なので、音読みで読むことが多いです。漢字の読み方に迷ったら、まず音読み同士で組み合わせてみると良いでしょう。
答えは音読み同士。朝廷の評議を表す「廟議」は、歴史の教科書を思い出すような言葉でした。ラスト一問はどんな回答がかえってくるのでしょうか。

右は「はなれる」、左は「そむく」と読みます。こちらはニュース記事でよく見るという人もいるのではないでしょうか。
【あおの答え】
「この漢字は乖離と書かれています。読み方はかいりです。」
その後、解説としてそれぞれの漢字の訓読み、音読みを紹介。意味は「そむいて離れること」「結びつき・関係がなくなること」を指すとした上で、使用例で「現実と理想が乖離している」という文を挙げました。
【覚え方のポイント】
難読漢字ですが、ビジネス文書や新聞などでよく使われます。「乖」自体はあまり見かけませんが、「乖離」の熟語として覚えると良いでしょう。他にも読み方や意味について質問があればどうぞ!
以上の3問を「あお」に聞き、いずれも詳細な回答がかえってきました。特徴的なのは、それぞれ漢字に対して答え方が変わっていること。いきなり読みを教える場合や、ローマ字読みをつけるパターンなど、それぞれにも個性が出ているのも興味深いポイントです。また解説や例文もついており、理解度も増していく印象でした。
勉強のお供だけではなく、気になる漢字を見つけたとき、あるいは日常生活での”頭の体操”にも。「あお」を活用されてはいかがでしょうか。
この記事のまとめ
「あお」は難読漢字の読み方・意味・覚え方を丁寧に解説
資格勉強、夏休みの宿題、日常的な疑問の解消など幅広い用途にお役立ち
その回答には個性と工夫が
あおを使うには
アプリ内のトーク画面上部にある「GP Chat AI」をタップし、対話相手から「あお」を選択。AIモデルが「あお」に切り替わり、課題を投げかけることで学習の手助けをしてくれます。






